「景観開花。」は、土木デザインに関心のある若者へその力を試せる場所を提供するとともに、多くの人々に向けて土木デザインの可能性を示すための設計競技イベントである。
高度経済成長期の日本では早急な社会基盤整備が求められ、画一的な土木施設が多く生み出された。しかし一定の社会基盤が整うにつれ、その場所が持つ意味や役割に合い、風景に調和した土木デザインを求める機運が高まりつつある。そういった土木デザインが美しい景観を実現するものと信じ、「景観開花。」は誕生した。
14回目を迎える「景観開花。」の今年度のテーマは「新陳代謝」とした。まちでは、様々な変化が様々な時間のスケールで起こる。このように止めどなく変化するまちの中で、土木施設は在り方や位置づけはどのように変化できるだろうか。まちにおける「新陳代謝」という観点から、時間軸上で展開される理想の「まち」と土木施設の在り方の提案を求める。

- 賞
- 賞金
1点:最優秀賞 20万円
1点:優秀賞 10万円
数点:佳作 4万円
数点:特別賞 2万円
参加賞(全作品)
審査員からのコメント
- 応募期間
- 2017/07/31 ~ 2017/10/06
- 募集内容・提出物
応募要項
テーマに沿った未発表の土木デザインの提案
テーマ:【新陳代謝】
※土木構造物または土木施設を中心とした提案であること
※実在する敷地を対象として明示すること
※地質調査や構造計算は求めないが、構造の現実性は確保すること
提出物
①設計図面
提案の意図を表現する図面および説明文を記載したもの。
A1サイズに収まるように作成し、5mm厚のスチレンボードまたはそれに準ずるものによりパネル化したものとする。
②パネルデータ
パネルをPDFファイルに変換したもの。
webサービスを介したメールによる送信のみ受理する。
③設計模型
提案の意図をよく表現する縮尺により作成したもの。
個数及び縮尺は不問。
模型のサイズは一辺が1mの立法体に収まること。
④模型写真
模型の意図をよく伝える構図で撮影した、JPEG形式のデータ。
1枚以上9枚以下とする。
送信方法はパネルデータと同様で、webサービスを介したメールによる送信のみを受理する。
- 応募方法
公式ホームページからのエントリーフォームより登録
- 応募資格
- ・2017年4月1日現在、大学・大学院・短期大学・高等専門学校・専門学校・高等学校に籍をおく学生、もしくは経験年数5年以下の社会人であること。
※上記条件を満たす人物によるグループでの応募も可とする。
・仙台で行われる公開最終審査会に参加できること。一次審査にて入賞作品に選ばれた時点で参加を確約できない場合、入選を取り消し、時点を繰り上げとする。 - 参加費
- 無料
- 結果発表について
- スケジュール
エントリー受付 2017年7月31日(月)
エントリー締切 2017年10月6日(金)
提出物締切 2017年10月18日(水)
一次審査会 2017年10月23日(月)
最終審査会 2017年12月9日(土)
結果発表
一次審査結果 メールにて入選者へ連絡
最終審査結果 最終審査会にて発表・HPへの掲載 - 主催
- 東北大学工学部 建築・社会環境工学科 平野研究室
景観開花。実行委員会
公益社団法人土木学会 景観・デザイン委員会
問い合わせ
〒980-0845
宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉468-1
東北大学災害国際科学研究所 S304
災害復興実践学分野 平野研究室
TEL:022-752-2102
E-mail:info(at)keikankaika.jp - 審査員
・審査員長
篠原修
・審査員
饗庭伸
五十嵐太郎
木下斉
西村浩