『景観開花。』は、土木デザインに関心のある若者へその力を試せる場を提供するとともに、多くの人々へ向けて土木デザインの可能性を示すための設計競技イベントである。
高度経済成長期の日本では早急な社会基盤整備が求められ、特定の機能を果たすためだけの画一的な土木施設が多く生み出された。
しかし一定の社会基盤が整うにつれ、その場所が持つ意味や役割に合い、風景に調和した土木デザインを求める機運が高まりつつある。そういった土木デザインが美しい景観を実現するものと信じ、『景観開花。』は誕生した。
『景観開花。』では「まち」の理想に対する土木のあり方を問う。
応募者には生活と土木の接点「まち」の理想の未来像について各自の思いを巡らせ、それを実現する土木デザインの提案を求める。
世代を越えて存在し続ける土木をつくる視点から、美しい景観と新たな生活を統合するデザインの提案が生まれることを期待している。

- 賞
- 1点:最優秀賞 20万円
1点:優秀賞 10万円
数点:佳作 4万円
数点:特別賞 2万円
参加賞(全作品)
審査員からのコメント
- 応募期間
- 2018/08/19 ~ 2018/10/17
- 募集内容・提出物
応募要項
テーマに沿った未発表の土木デザインの提案
設計テーマ:『映える』
※土木構造物または土木施設を中心とした提案であること
※実在する敷地を対象として明示すること
※地質調査や構造計算は求めないが、構造の現実性は確保すること
評価の観点
・時代を踏まえた新たな「まち」の理想像の広がり
・「まち」の理想像に対する、土木施設を含む提案の具体性と現実性
・提案がもたらす体験の豊かさと美しさ
提出物
・設計図面
・パネルデータ
・設計模型
・模型写真
- 応募方法
公式ホームページからのエントリーフォームより登録
- 応募資格
- 2018年4月1日現在、大学・大学院・短期大学・高等専門学校・専門学校・高等学校に籍をおく学生、もしくは経験年数5年以下の社会人であること。
※上記条件を満たす人物によるグループでの応募も可とする。
※仙台で行われる公開最終審査会に参加できること。一次審査にて入選作品に選ばれた時点で参加を確約できない場合、入選を取り消し次点の繰り上げとする。
- 参加費
- 無料
- 結果発表について
- 2018年12月15日の公開最終審査会にて発表
スケジュール
エントリー受付開始 2018年8月19日
エントリー締め切り 2018年10月17日
一次審査提出物締め切り 2018年10月31日
一次審査会 2018年11月3日
公開最終審査会 2018年12月15日
- 主催
- 東北大学工学部 建築・社会環境工学科 平野研究室
景観開花。実行委員会
公益社団法人土木学会 景観・デザイン委員会
問い合わせ先
〒980-0845 宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉468-1
東北大学災害科学国際研究所 S304
災害復興実践学分野 平野研究室
(この住所は作品の提出先とは異なります)
Tel:022-752-2102
E-mail:info(at)keikankaika.jp
- 注意事項
提出物の詳細については、公式HPにてご確認下さい。
- 審査員
■審査員長
篠原修
■審査員
五十嵐太郎
木下斉
西村浩
八馬智